ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Yao Jian-中国商工省報道官は、
海外への中国企業の投資は今後も増加傾向であるが、
先ごろから、アフリカ数カ国では政治状況が不安定なため、
一時中止となっている。

チュニジア、リビア等の情勢不安は、
中国の海外投資にも、大きな影響を及ぼした。
中国商工省からの情報によると、
2011年2月、北アフリカと中東諸国で結ばれた契約の総額は、
53.2％減少したという（34.7億USD）。

それぞれ対リビアへの投資総額は45.3％減、
対アルジェリアへの投資額は97.1％減、
エジプトへの投資額は54.2％減となった。

中国の商工省職員は、リビアへの投資活動の一時中止を発表した。

Zhou Shijian- Tsinghua University教授/商工省顧問は
「今後の5年で、中国の海外投資（ODA）は急増、
　中国へのFDI額を超えることが予測される。」 と評した。

2009年、中国は世界第5位の海外投資国となった。
2008年は12位だったのに対し、
2010年は36.3％増の、590億USDに到達。
また、中国へのFDIも17.4％増の、1,057億USDとなった。