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2011年03月23日

東日本大震災 越国内でも支援の動き活発


3月17日、首相府、国家主席府は東日本震災を受けて、
義援金寄付を行った。


Triet国家主席、Luong元国家主席、
Doan国家副主席、Nguyen Thi Binh元国家副主席、
Truong My Hoa元国家副主席と、
国家主席府幹部全員が、日本の被災者に対し、
最低1日分の給与を寄付した、と発表した。

ベトナム国家の要人達は、日本の被災者に対し
哀悼の意を表すると共に、
全国民に対し、日本に積極的な支援を行うよう呼びかけた。

3月17日、Dung首相は共産党、国家、国民を代表し、
日本国大使館を訪れ、
日本政府と日本国民に対して励ましの言葉を送り、
一分間の黙とうを捧げた。

Dung首相は、「両国の友好関係に基づき、
ベトナム国民は、日本政府と日本国民に対して、
今回の災害について、心から哀悼の意を表したい。」と述べた。

ベトナム国民は、日本国民の努力、頑強、規則遵守の姿勢と、
冷静な対応、団結力に非常に敬服している。
ベトナムは、こうした努力と日本の強みを活かし、
日本が一日も早く復興できると確信している。

日本側からの要請があれば、
ベトナムは直ぐに医療チームを日本に派遣する用意がある。
多くの団体、個人が日本に暖かい寄付を寄せている。
またDung首相は、駐日ベトナム人に対しても、
その支援ぶりに感謝の意を表した。

同日午前、Nguyen Xuan Phuc政治局員政府官房長官を始め、
政府事務局の代表幹部も、日本国大使館を訪問した。

ベトナム外務省からは、
Pham Binh Minh外務次官と外務省幹部が、
同国大使館を訪れている。

同日午後、首相府では、Dung首相、Hung副首相、
Trong副首相、Phuc官房長官と、
政府事務局幹部の全員が、募金を行った。

国会事務局も復興支援の募金を行った。
Kien国会副議長、Luu副議長、Son副議長を始め、
国会事務局職員全員が寄付を寄せた。

外務省は、震災復興の応援運動を開始した。
外務省職員全員が一人最低1日分の給与を寄付し、
2億VNDが集められた。

また、Ha Van Nuiベトナム赤十字副会長からは、
日本国大使館に2,500万VNDが、
ベトナム放送局の労働組合からは、5,000万VNDが、
ハノイ市赤十字社からは4億VND、
ベトナムテレビ局からは2.2億VNDの義援金が、それぞれ集められた。
ベトナム赤十字社は、企業、個人、団体から
合わせて10億VNDの義援金を受け取った。

ハノイ市青年団常務局は、各支部に書簡を送付した。
青年団委員は、一人最低5,000VNDを寄付するよう、呼びかけている。
ハノイ市若年企業協会は1億VNDの寄付を申し出た。
ハノイ市商工省も、同じく1億VNDの寄付を申し出た。
交通運輸省は省内および付属機関に、
日本への義援金募集運動を開始した。

ベトナム投資開発銀行(BIDV)は、10万USDの寄付を申し出た。
共産党中央委員会、首相の指導を受け、
2011年3月16日、ベトナム赤十字は、
東日本大震災に対する復興支援運動を開始した。
また全ての支援を、4月15日までに
ベトナム赤十字本部に送ることが要請された。



Vneconomy.net  2011年3月23日

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