ブルーチップ ベトナム投資ニュース

ベトナムは2008年まで世界一のアクセサリー加工工場だったスイスに
金のアクセサリー輸出を制限する措置をとった。

この2年間における変化でベトナムはスイスの最大金輸出国になっており、
ベトナムから輸入されたものの大半が、世界ランクでトップクラスの
金精製工場に運ばれた。

ベトナムの企業は金塊を輸出することができないため、金を使って作られた
アクセサリーを輸出した。これはベトナムの法律における大きな穴である。

スイス税関は、2009年にベトナムは54トンのゴールドアクセサリーを
スイスに輸出して20億USDを回収した。ここで注意すべきは2008年まで
金塊以外の成績がわずか32トンしかなかったことである。

2010年にベトナムは金を主体とする61トンの貴金属をスイスに輸出した。

ベトナムで金の値段が非常に高くなったのはVNDの切り下げでベトナムの
金取引会社がスイスの企業に要請して金を売っていることが原因である。

ベトナム政府の正式な統計では、この2年間で年間20～30億USDの金が
ベトナムから輸出されており、その目的地は主にスイスである。
世界金取引議会によると、毎年約20～30億USD相当の金がベトナムから
スイスに輸出されている。

Financial Timesはベトナムの脱税で金の輸入活動があると評価した。
大量の金がタイ、ラオス、カンボジア、中国などを通じて不正のルートで
ベトナムに入ってきている。