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2011年04月06日

対日輸出再開へ 成長続く越米輸出


日本への米輸出再開と、バングラデシュとの輸出契約により、
ベトナム米のマーケットシェアは、
段々タイ米に近づいてきている。


ここにきて、ベトナム米へのニーズが急増している。
この数週間で約100万トンの輸出契約が結ばれた。
日本も、ベトナムからの米輸入を再開する可能性がでてきている。

現在までに、対キューバ 25万トン輸出契約、
対フィリピン20万トンの輸出契約、
対バングラデシュ 20万トンの輸出契約、
対インドネシア 40万トンの輸出契約がすでに締結されており、
ベトナム米の輸出価格も、安定を維持できている。

現在、ベトナム米が収穫期に入っていることもあり、
タイ米の輸出価格は1トン当たり490USDに下がり、
2008年の食糧危機の頃の価格からは半減、
年初から約10%の値下げとなっている。

ベトナム農業新聞によると、
Truong Thanh Phongベトナム食糧協会会長は、
年初、日本からベトナム米輸入再開の意向が示され、
まず、約25万トンを輸入する、
との知らせがあったことを明らかにしている。
現在、ベトナム食糧連盟協会は、
各政府関係機関と協力し、
日本の厳しい輸入基準をクリアするための
米栽培エリアの選定にあたっているという。

ただ、日本政府のある農業担当者からは、
日本には充分な米在庫があるため、
輸入する必要はないのでは、との意見も出ている。

日本は、ベトナム米に規定値以上の殺虫剤成分が認められたため、
2009年以降ベトナム米の輸入を中止した。
ただ業者によると、日本市場への米輸出は、
2007年末が最後であったと言う。



Vneconomy.net 2011年4月6日

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