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2011年04月18日

工業団地 経済発展の動力に


2010年、工業団地の土地借料は、
2008年の42.3USD/平米から58USD/平米に上がった。


毎年の工業生産総額は約250億USDに達し、
GDPの25%を占めており、工業団地及び加工団地が、
ベトナム経済発展にとって重要な役割を持っている。


効果的投資

この20年間で、ベトナムが全体的に、
工業団地と加工団地の開発を中心に
力を入れたことが良い成果をもたらした。
2010年末までに、工業団地と加工団地は8500投資案件、
700億USDの投資資金を調達できた。
そのうち500億USDが外国直接投資資金である。

工業団地は、ベトナムのFDI調達にとって
重要な役割を持っている。
2010年9月末まで、ベトナムには、254工業団地と加工団地があり、
そのうち171の団地が活動を開始、
ベトナム全国の57省市にある。

市場調査会社のColliers International Vietnamによると、
ベトナムの工業団地と加工団地は、
優遇制度及び質の高いインフラ整備により、
外国投資家に注目されている。
2006年から2010年までの5年間で、ベトナムは印象的な
FDI案件(2,309案件)と投資資金(420億USD)の成績に達し、
件数と投資資金は、2001~2005年の間の規模より、
それぞれ1.7倍と5倍高かった。

この様な正しい投資政策により、中国、日本、韓国等の
外国投資家がベトナム工業団地に積極的に投資し、
ベトナムの最大外国投資家となっている。
これらの国の投資家は、自ら工業団地を建設し、
独自の営業分野で活動している企業を誘致している。


柔軟な政策が求められる

実際、ベトナム政府の、工業成長のための重要な柱としての
工業団地開発政策は、ベトナム企業及び外国企業に
大きな利益を与えている。
ただ、現行の政策は、特定の問題が生じている。

Colliers International Vietnamの専門家によると、
技能の高い労働人材の不足や、インフラ整備が
実際の状況に合わせてまだ開発されていないこと、
法律面の整備がまだ不十分であることなどが、
投資家の決定意志に大きく影響を与えている。

2010年、工業団地の賃料は1平米当たり58USDに上がった。
建設資材、原料の調達価格も上昇し、
投資家は積極的に営業生産活動を拡大しなかった。
そのため、工業団地の控率は、2008年の69%から
2010年の54%に減少した。

投資家は土地使用権を買い、その上に自らの工場を
建設する傾向が流行っている。
これらの土地使用権は1平米当たり20~200USDで譲渡されている。
また、柔軟な使用期間で土地を確保し、
財政的投資及び土地使用権の所有に関するリスクを
避けることができる。



InfoTV.net  2011年4月18日

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