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2011年12月09日

ベトナムへのODA支援金、来年は5億USDの減少


74億USDのODA支援金額は現在の世界経済不安定という背景にあっては
ベトナムにとってメリットとなっている。


12月6日の午後にCG会合が終了し、参加各国は2012年にベトナムへ
73.86億USDの支援を行うことを約束した。この数字は2011年の額より
およそ5億USD低いものである。

支援金の削減について、ベトナム計画投資省のBui Quang Vinh大臣は
世界銀行が国際経済危機克服支援計画を延期することができないためと説明した。
昨年、国際経済危機克服計画に世銀が支援した額は5億USDちょうどである。

例年と違う今回のCG会合では、計画投資省が各国のODA支援額について
詳細な情報を提供しなかった。Bui Quang Vinh大臣によると、ベトナムはWB、
ADB(アジア開発銀行)等の大規模な国際機関から支援を受けている。
中でも日本の支援額は19億USDでベトナムにとって最大のODA支援国である。

計画投資省によると、12月上旬の時点でベトナムのODA実施額は32億USD。
今年は36.5億USDに達することが予測されており、昨年のCG会合における
約束金額(79億USD)の約半分だが、2010年の29億USDより10%増となる。

Vneconomy.net  2011年12月8日

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