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2012年01月16日

好調の観光業界 食文化体験に力を入れる?


過去2年で、ベトナムを訪れた外国人観光客300人のうち、
70%近くがベトナム食文化体験のために、
もっとお金を使って良い、と考えていることが分かった。
また、今後来越予定の観光客300人のうち、
64%がベトナム料理に、費用を使おうと考えていることも
明らかになった。


上記の結果は、Visaカード会社の
「2011年海外観光の傾向」に関する調査結果として発表されたもの。

この調査には、世界200カ国の行政機関と、
政府関係機関が参加しており、
Visaがアジア太平洋地域、ヨーロッパ、中東諸国、
アメリカ各州の23カ国から来た11,000人を対象に調査を行っている。

対象となった11,620人のうち、
この2年でベトナムを訪れた観光客は271人、
さらに、338人が、今後2年のうちに
来越する予定があると回答している。

同調査によってベトナムは、文化、自然の風景、
旅費の安さといった面から、
シンガポール、タイ、オーストラリア、
韓国などの観光客にとって魅力的な観光である、
という結果が明らかとなった。

今後、ベトナムへ旅行する予定のある外国観光客のうち、
シンガポール人が24%、
タイ人が12%、オーストラリア人が10%を占めている。

また、来越した外国観光客の69%が、
ベトナム食文化に対して、もっとお金を使っても良い、
と考えていることも、明らかとなった。
観光地についても、65%の人がもっと費用を使う用意がある、
と回答している。

今後2年のうちに来越予定のある外国観光客についても、
食文化に対しては64%、観光地に対しても65%の人が
お金を払う用意がある、と回答している。

来越予定の観光客からはその他、
屋外活動に参加したい、
食文化の紹介プログラムがあれば良い、
ベトナムの夜の街を体験したい、との意見も寄せられている。

2011年ベトナム旅行業界は、
外国観光客約600万人と、国内観光客約3,000万人を受け入れてきた。
年間の観光業界の売上は130兆VNDに達し、
前年比で、外国人観光客が19%増、国内観光客が7.1%増、
売上自体も30%増加となった。

今年は、外国観光客を650万人(前年より8.3%増)、
国内観光客を3,200万人(同比6.7%増)、
売上は150兆VND達成を目標としている。



Vneconomy.net  2012年1月16日

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