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2012年06月21日

ベトナムとタイを捉えたインド、世界最大の米輸出国へ


インドは米の生産能力が高く、単価がベトナムやタイより安いため
米の輸出大国としての姿を徐々に見せている。


米の生産で中国に次ぐインドは、気候が米栽培に適しており、
政府の支援対策もあって米の輸出額では既にベトナムを超え
最近30年のトップだったタイを抜いて世界最大の米輸出国となった。

IRRI(国際米研究院)のSamarendu Mohanty氏によると、
インドには8月21日の時点で輸出可能な米が700万トンある。
この輸出量は前年同期と前々年同期の280万トンの2倍。
ベトナムで輸出可能な米の量は700万トン、タイは650万トンだ。

Mohanty氏によればインドが米輸出大国になることは当然だという。
インド米輸出協会のVijay Setia会長は、五穀豊穣によって
インドの米輸出状況は大きく変わるだろうとした。

インドは米の生産能力が今年中に10,340万トンを達成すると見ており
実現されれば昨年の9,600万トンを7.7%上回る。
今年の4月上旬で米と小麦粉の備蓄は前年比21%増の5,340万トンだ。

また、インドの米はタイやベトナムより安い。
タイの米は現在1トン当たり520USD、ベトナム米が500USDだが、
インド米は1トン385USDで販売されている。

Vneconomy.net  2012年6月21日

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