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2010年05月13日

ベトナムの第2の衛星が2012年に打ち上げ予定


5月11日午後、ハノイ市において
ベトナム郵政通信公社(VNPT)と
Lockheed Martin グループ(アメリカ)の
Lockheed Martin Commercial Space Systemsは
ベトナム第2の衛星・Vinasat-2の打ち上げ計画の一環である
「衛星供給とコントロールセンターの機材の調達および
 打ち上げサービスの提供計画」の契約書を締結した。


Vinasat-2計画は投資総額が3億USDで、
2009年12月に首相により投資趣旨を認可された。

VNPTは投資主としてVinasat-1の成功により
Lockheed Martin Commercial Space Systems (Lockheed Martin) を
衛星供給、コントロールセンターの施設の調達および
打ち上げサービス提供のパートナーとして選んだ。

同契約書によると、
Vinasat-2衛星がA2100技術に基づいて
Lockheed Martinにより加工され、
契約の有効日から24ヶ月以内に軌道の東131.8度で引き渡される。
その後、2012年5月にVinasat-2が正式にVNPTへ供給される。

Vinasat-2のカバレッジエリアは
東南アジアと近隣国である。
設計上の使用期間は15年。

署名式でPham Long Tran-VNPT会長は
「Vinasat-2の整備は通信インフラの能力を高めて
 国内及びVinasat-1が対応できないエリアの需要に対応する
 国家戦略を実現するためである」と述べた。

2008年4月19日、
ベトナムの最初の衛星・Vinasat-1が
軌道に打ち上げられた。
これまでにVinasat-1の容量の80%近くが利用された。
2010~2011年にこの衛星の容量はすべて利用済みとなる。
計算によると、
Vinasat-1への投資資金を回収するまでに
約10年間をかかる。
この期間もVinasat-2が
投資資金を回収するための必要な期間になる。

Lockheed Martin Commercial Space Systemsは
Lockheed Martinグループの中で最大規模の会社である。
国防安全、民間、貿易のためのハイテクシステムを
設計、実験、活用する役割を担う。

Lockheed Martinは2006年に
VNPTとVinasat-1の加工・打ち上げ契約を締結した。
2008年4月に基本契約は完成し、
Vinasat-1は軌道に打ち上げられた。
これまでにおよそ1000の衛星打ち上げに成功にしている。


Vneconomy.net 2010年5月12日

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