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2010年06月07日

国内自動車製造業を2018年まで保護


商工省は、2018年までに、
引き続き国内製造の自動車製品や部品に対する
より高い関税措置を実施する。


ASEAN/AFTA 地域貿易自由化制約によると、
2018年より、ベトナムは自動車市場を完全に
オープンにしなければならない。

そのため、今後8年間に、大量の自動車が
輸入されるという状況に対応するため、
商工省は、首相に、国内自動車産業の競争力
を高めるための支援策を提案した。

具体的には、商工省が2018年まで、国内生産の自動車、
自動車部品に対して、適切な輸入税の安定した適用を要請した。

国内で生産できない自動車部品に対して、
輸入税率を免除することも要請。
バス、トラック、燃料節約自動車製品、エコカー製品について、
特別な優先策を適用し、付加価値税を現在の税率より
50%下げることも要請した。

更に、バスやトラック、現地調達率が60%以上を占める製品への
投資案件に対して、資金援助を行うことも要請した。

WTOによると、2017年より各種バス、車に対する輸入税は
47%とする予定。

ただ、ASEAN/AFTAの制約によると、
9シート以下の車に対する輸入税が、2018年から免除される。

ASEAN地域内、 ASEAN – 中国、ASEAN - 韓国の協力制約によると、
2018年まで自動車部品に対する輸入税を5%に下げ、
アセアン・中国地域内では0%とする。



ベトナム通信社 2010年6月7日

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