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2011年06月20日

電力不足 深刻


電力不足が徐々に激しくなっている。
電気料金を引き上げることは、企業の節電を進める対策と考えられるが、
実際はそうではなかった。


商工省によると、エネルギー節約計画の実施の5年後、
全国のエネルギー使用重点企業の40%が参加した結果、
効果的節電使用モデルを設けることができた。
ただ、成果がまだ大きくない。

エネルギー節約潜在力は、工業分野だけでも大きい。
計算によると、繊維分野が5%~15%、
セメントが10%~20%、化学物生産分野が20%、
建設分野が25%~30%を節約することができる。

電力の効果的な使用については、計画投資省、商工省、
ベトナム電力会社が、何度も忠告しており、
ベトナムの電気生産分野の成長スピードも、
2倍以上に上げなければならない。

スイスに本部があるABB研究会社の最新調査結果によると、
この3年間に60%の企業が節電機材を整備しなかった。

エネルギーを効果的に使用するための
機材投資に対する難問は3つ。
①企業が節電のための明確な投資財政政策を立てない
②情報不足
③節電対策がない、ことである。

実際、企業内での節電対策は非常に単純で、
コンパクトライトを使用すること、
必要がない時にライトを消すこと。
最近では、エネルギー節約ハウスに関するアイデアも
出てきている。
これらの対策は大量の電力を消費している
電気エンジンとは関連していない。

国際エネルギー機関(IEA)の最新研究結果によると、
電気エンジンが最も電力を消費し、
全世界の電気の約45%を占めている。
次は照明機材であり、19%を占める。
IEAによると、必要性の低い無駄なエンジンの運転を
解消できれば、全世界が電気エンジンの電気消費の
20%~30%を節約することができる。

ABBは「驚くべきことに、電気エンジンは
工業分野の電力の3分の2を消費している。
毎年のエンジン運行経費は調達額の7倍相当」
と分析した。


GDP成長率 (%)前年と比較する生産用
電力消費増加率 (%)
2011年第1四半期5.439.3
2010年6.7814.9
2009年5.3211.9
2008年6.1812.3
2007年8.4813.2
2006年8.1713.4
出典: 統計総局


Vneconomy.net  2011年6月20日

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