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2011年08月03日

販売代理店の管理 現行規定の改善を


ベトナムでは販売代理店の数が多い。
ガソリン、肥料等の様々な分野で多数代理店が展開しているものの、
現時点では、代理店活動を管理する規定がない状態である。


現在、ベトナムでは代理店の数が、数えきれないほどある。
ガソリン販売分野だけで卸業者が11社、
付属代理店は3,800社、総代理店は240社ある。

販売代理活動は、2005年に制定された商業法で
中間活動として規定された。
しかし、代理依頼者と代理受入人の取引状況は
不適切な状況が多くみられる。

商業法では、代理依頼側が物品の所有権を持ち、
代理依頼側が代理受け入れ側に対し、
販売価格を決定する権限がある、と規定されている。

ただ、実際には多くのガソリン販売代理店が、
調達会社からガソリンを買い取っており、
「代理」という状態には合っていない。

また、消費者に販売する価格管理も非常に難しく、
代理受け入れ側が代理依頼側の顧客となり、
商品を購入する格好となっている。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年8月3日

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