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2011年10月13日

ベトナムの経済政策に効果あり


2011年の第3四半期におけるGDP成長率は5.8%に達しており、
9月の輸出額が35.4%、工業生産能力では12%の増加を示した。


これまでに実施されてきたベトナム経済政策の効果について、
イギリスの「市場予測」紙はベトナム政府のマクロ的な経済政策が
成果を上げたと報じた。

専門家の分析によると、ベトナム政府が実施したマクロ的な政策は
期待通りの効果を上げている。例えば、国営企業に対する資金確保や
優遇制度の廃止、国営企業の活動分野以外に対する投資の大幅な制限、
銀行設立に関する1.5億USDの最低資本金、銀行最低準備資金率の
8%から9%への引き上げ、不動産分野への資金貸付コントロール、
年間20%以下の資金貸付成長率抑制、銀行支店開設許可発給中止の
政策などである。

具体的には対GDPの投資総額が、2010年第1四半期の45%から
2011年第1四半期の38%に減少した。また、対GDPの国営企業資産が
43%から34%に減った。資金貸付成長率と資金供給額も大幅に減少し、
輸入額も大幅な減少となった。

現時点での経済状況はアジア一の上昇を示したベトナムのインフラが
最高点に到達したと予測できる。2011年第3四半期のGDP成長率は
5.8%に達し、9月の輸出額が35.4%、工業生産能力は12%増となった。

ベトナム政府は次の年に財政政策を緩和させると、投資家が続々と
ベトナムに戻ってくるだろう。

ベトナム通信社  2011年10月13日

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