ブルーチップ ベトナム投資ニュース

計画投資省外国投資局の統計によると、年初6ヶ月で
直接的な外国投資の実施額が54億USDとなった。
6月の実施額は8.9億USDで、最近の4ヶ月で最も低かった。
これは外国投資家に対するベトナムの魅力が減ったことを表す。
経済成長スピードの鈍化や外側の経済不況の影響が大きい。

5月末に開催されたベトナム企業フォーラムで、投資家の多くは
第1四半期と第2四半期のGDP成長率が4％～4.5％だったことで
FDIの導入に大きな影響があったという意見を述べた。
政府はインフレの抑制でそれなりの成果を上げているが、
経済発展を遂げたベトナムにとって4％は物足りない成績だ。

さらに、実施額とともにFDI申請額（増資額と新投資額）も
6ヶ月で64億USDにとどまり、前年同期の73％に終わっており
この73％が外資系企業に導入された現状もある。

巨額のFDIを実行した国の中でトップとなったのは日本で、
投資資金は全体の65％を占めている。
また、最も人気が高かった地方はBinh Duong省で、
FDI投資総額の40％が導入された。