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2012年09月20日

2020年完成を目途に宇宙センター着工


ベトナムの宇宙センター整備計画が9月19日にハノイ市の
Hoa Lacハイテクパークで起工され、2020年の竣工を目標に
建設がスタートすることとなった。


JICA(日本の国際協力機構)によると、宇宙センターは
広さ9ヘクタールの土地に設置する予定で、日本政府のODAと
ベトナム政府の予算を合わせた投資額は540億円とされている。

整備計画は「2020年までの宇宙技術研究・応用戦略」の中でも
特に重要な案件だ。この計画の実施機関はベトナム科学技術学院の
傘下にある国家衛星センターである。

宇宙センターは地球観測の小型センシングを製造する役割を持つ。
これはレーダー技術でどのような気候状況下でもベトナム全土が
観測可能なもの。衛星から送られてきた映像で天災を早期に予知し、
気候変動、農業生産能力の予測等もできる。

この計画は以下の3パートに分けられている。
①技術インフラ整備と施設整備
②技術移転を引き受け
③人材育成

宇宙センターは技術インフラと施設整備に絡み、小型衛星の組立、
試験的運行センター、衛星信号の受信施設、研究・展開センター、
教育センター、運行センター、宇宙博物館、天文台等の施設等が
整備される予定となっている。

技術移転に関しては、最新のレーダー技術を駆使することにより
2つの小型地球観測センシングを製造する。その次の段階では
約350名の宇宙科学者と運営者の養成が行われる。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2012年9月20日

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