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2010年08月28日

ベトナム企業の競争力はまだ弱い


統計によると、現在営業活動している
ベトナムの企業28万9672社のうち
80%が中小企業である。
中小企業が経済社会の発展で
重要な立場を位置づける。


近年の中小企業セクターの積極的な発展は、
経済社会の状況を安定させるが、
中小企業の能力には制限があるので、競争力が弱い。


競争力がまだ弱い

ベトナムはWTOに加盟した後、
経済がさらに発展し、外国直接投資が急増した。

外国投資商工会の報告によると、
2009年末までに、89カ国が1万854件のFDI案件で
1750億USDを投資した。

しかし現在、ベトナム企業の競争力は
まだ弱い状況にあるため、
国内市場及び外国市場で生き残れる可能性及び
立場を確保する可能性は低い。

ベトナムは市場をオープンにして
膨大な投資資金を調達できたが、
中小企業がインフレ、経済の不安定、
成長のスピードダウン等、
外国市場からの影響を受けている。

Tran Dinh Thien-ベトナム経済発展研究学院長によると、
ベトナム企業、特に中小民間企業は
数が急増しているが、質は低いと評価した。

2009年12月までの企業数は46万社を超え、
設立申請社数も2001年から
2009年までの9年間で15倍増加した。

2009年企業調査結果によると、
2008年12月31日までに全国で
20万1112社の企業が存在しており、営業活動を継続している。

ベトナム企業は
経営の質と競争力の制限だけでなく、
生産能力がまだ低く、生産コストも高い。
賃金はアジア地域内では低いが、
生産コストが中国、タイ、マレーシア、フィリピンより
1.58~9.25倍高い。

中小企業の財政力もまだ弱く、
資金を安定的かつ効果的に活用出来ない。
特に、認識と法律の遵守がまだ制限され、
商標もないため、ブランド競争力が弱い。
ほとんどの企業がブランド製品を持たず、
アジア地域と国際市場での信用性と競争力はまだ低い。


InfoTV.net 2010年8月27日

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