ブルーチップ ベトナム投資ニュース

前に「茹で米」を作って外国に輸出した企業があったが、輸出量が
小さ過ぎたため、今年からベトナムが正式に「茹で米」の輸出を
実施することになった。

VFA (ベトナム食糧協会)によれば、3月10日現在でベトナムの企業は
各種の米133万トンを輸出した。「茹で米」はそのうちの8,100トン
（全体の3.49％）である。
Vinh Phat投資株式会社のTran Ngoc Dung代表取締役によると、
3月23日までに輸出された「茹で米」の量は1万トン以上になった。

米の輸出量全体と比較すると「茹で米」の輸出の量は小さな割合しか
占めていないが、この3ヶ月における「茹で米」の輸出状況を見ると
良い方向への進展を促している。

「茹で米」の輸出量は毎月増加しており、年初から2月10日までの
輸出量は、まだ1,000トン（当時の米輸出量の0.34％）しかなかったが、
1ヵ月後には8倍も増加して8,100トンを達成した。

VFAのTruong Thanh Phong会長は今年ベトナム全国の湯で米の輸出量が
30万トン～40万トンに達する可能性があるとしている。

「茹で米」の輸出価格は白米より高い。「茹で米」の輸出は1トンあたり
490USDだが、白米の輸出価格は1トン440USDである。
ベトナムの「茹で米」は東ヨーロッパとアフリカ、アジアの数カ国に
輸出されている。

「茹で米」の輸出価格は白米より1トン当たり40USD～50USDと高価だが、
生産経費も高いため、利益としては白米とあまり変わらない。
ただし、農民は「茹で米」の工場に米を高く売ることができる。