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2011年12月01日

中小企業、遂に倒産40%へ


中小企業協会によると、倒産したか市場から撤退した中小企業が
この年末に来て急増している。


ベトナム中小企業協会のCao Sy Kiem会長は、各地方の報告によれば
倒産した中小企業が40%に上り、ある地方では50%になったと発表した。

Kiem会長は「現在の時点で市場から撤退した中小企業の総数は
最近7年間の2倍になった」と述べた。

ベトナム中小企業協会は7月に20%の企業が倒産の状態となり、
70%の企業が非常に困難な状況になっていると報告した。

主な原因は生産活動が停止し、借金ができず、利益も出ないことである。

また、銀行の貸付金利が年間17%~19%に減らされたが、中小企業は
中々銀行から融資を受けられない状況となっている。

最近の中小企業は活動精神がめっきり減り、この4年間では最低となって
出口が全く見えない状況だ。

Bui Quang Vinh計画投資省大臣は、10月1日の国会会議で2011年の
年初9カ月で4万8,700社の中小企業が解体または活動停止の状況に
陥ったと報告した。

計画投資省次官のNguyen Van Trung氏によると、税務局のデータでは
4万7,000社が年初から10月末の時点で税金を納めていない。

Kiem会長は状況がもっとひどくなっているとも述べている。解体もしくは
活動を停止した企業は全体の30%~35%になり、計画投資省の集計より
3倍~4倍も多くなっている。

2010年末現在、ベトナムでは統計総局の集計により38万6,000社、税務局の
集計により41万3,000社の中小企業が同様の状況と分析されているが、
さらには計画投資省の集計が54万6,500社もある。

計画投資省によると、ベトナム船体では最近の10ヶ月で6万4,000社が
新設されており、年末の時点では62万4,000社となっている。その内の
93%~97%は中小企業である。

サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年12月1日

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