ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Vietnam AirlinesはIPOにおける外国財政コンサルティング会社の
選抜計画を発表し、遅くとも2013年中にIPOを行うとしている。

Vietnam Airlinesの民営化に関する外国財政コンサルティングの
入札計画は運輸省が認可したばかりだ。

同決定書の中では運輸省側が財政コンサルティング会社への協力で
Vietnam Airlinesに対して企業価値の計算（土地、借金等）を早急に
提出することを指示した。

Vietnam AirlinesのIPOが行われるのは現時点で2013年中に決定した。
また、Vietnam Airlinesは投資家に対する株式の追加発行によって
IPOを行い、その後に国有率を70％～80％まで引き下げる。

Vietnam AirlinesはIPOを通じて最低２億USDの調達を見込んでいるが、
資金の調達は外国投資家への株式発行以外に方法がない。

以前、首相はVietnam Airlinesに対して民営化で調達した資金を増資や
機体購入に利用することを認可した。IPOが予定通りに行われた場合、
Vietnam Airlinesのケースは2013年で最も期待されている。

ベトナム国内と外国の航空運搬市場は国際経済危機の影響を受けている。
Vietnam Airlinesは世界規模で見ても黒字営業を維持している航空会社の
１つであり、乗客の成長率は年間21％で推移している。

Vietnam Airlinesは2011年に1,380万人の乗客を確保しており、売上は
48兆VNDに達した。親会社と子会社の合計12社の他、Vietnam Airlinesは
７つの有限会社と11の株式会社、14の系列会社を所有している。

Vietnam Airlinesの代表者によると、親会社のIPOはVietnam Airlinesの
再構築における重要な財政対策であり、Vietnam Airlinesをアジア地域で
第3の航空会社に育て、2015年までに4つ星のサービスが提供できる目標を
達成するためのきっかけである。

Vietnam Airlinesにおける2012年の基本的な財政指標は、
乗客航空運搬の売上：24万7,100万USD、品物運搬の売上：25万1,200万USD、
税引き前の利益：2,910万USD、株主資本：4万2770万USD、
そして長期借金：16万9,500万USDである。