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2012年05月31日

輸出額40億USDに対して輸入額は11億USD ~ベトナムの木製分野~


ベトナム林産協会のNguyen Ton Quyen会長は、
毎年11億USDの木材を輸入しなければならないため、
木製分野が製品の付加価値を上げられない現状を訴えた。


国家林業開発戦略によると、ベトナムで木材の供給ができるのは2020年。
木製業が自らの木材準備が可能となるまでには約10年かかるため、
各企業は引き続き競争によるプレッシャーを受けることになる。

また、木材の輸入単価が高いため、利益確保には各企業が様々な方法で
経費を削減させなければならない。労働経費を節約すれば品質を維持できず、
最新技術の導入も不可能なため、マレーシア、中国、カナダと競争できない。

ベトナムの木製業は木材だけではなく、労働人材の不足にも対峙しており
木製分野に限らずベトナムでは様々な分野で人材の訓練が不十分だ。

現在、木製分野では約30万人の人材が雇用されているが、
教育を受けた者は全体の20%だ。各工場は最初に一般労働者を採用し、
工場で新人を教育する。

以前は多くの教育機関で木製分野の技術者が養成されたが、
最近は職業訓練学校のみ教育を行っている。

InfoTV.net  2012年5月31日

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