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2012年06月28日

M&A、起死回生は国営企業次第!?


国営企業の再構造・改善の過程がM&A活動の今後に
大きなチャンスを与えている。


先頃、財務省は国営企業899社について367社を民営化し、
532社は解体・倒産というスタイルで整理する
2011年~2015年の改善計画を発表した。

また、この発表によれば93社が2012年中に民営化を申請した。
そのうちの22社は各省庁に所属し、33社が国営経済グループ、
38社は各地方自治体所属する。

これらの中には外国の投資業界が注目しているVinatexや
Binh Son石油精製、Viglacera、Lilama等の名前も含まれる。

Vinashinは過去に出資した株式32社分の売却意向を示した。
これは200社の子会社を持つVinashinが打ち出した
改善計画の一環である。同社は2013年に子会社を15社に減らし、
合弁会社2社、連携会社1社を目標としている。

国営企業改善局のPham Tuan Anh次長によると、2001年には
ベトナム全体で6,000社の国営企業が存在したが、
1,309社に減った。今後はこのうち60%を民営化する必要がある。

Vinamilk、Dam Phu My、Lam Thao肥料、Phuoc Hoaゴムに投資する
Vinacapitalの専務は国営企業の民営化がベトナムの資金市場に
重要な活動だとした。

Vinacapitalにとって魅力的なのはVinatex、Vietnam Airlines、
Vinafood1、Satra等である。

中で特に注目しているのはMobiFoneで、売上が年間21億USD、
利益は3.86億USDに達している。

InfoTV.net  2012年6月28日

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