ブルーチップ ベトナム投資ニュース

Donagamex（Dong Nai縫製・繊維株式会社）のVu Dinh Hai副社長は
先週末に同社が日本から2013年9月末までのオーダーがあったことを
明らかにした。日本企業は数社が中国からベトナムに発注を移している。

Donagamexは年初10ヶ月で労働安全保護服とスポーツ用服を日本に
輸出しており、輸出総額は3,000万USDに上っている。同社製品の
60～70%が現時点で日本に輸出され、その他は韓国やヨーロッパ、
アメリカなどに輸出されている。

DonagamexはBinh PhuocとXuan Loc（Dong Nai省）に工場を設置し、
Xuan Loc工場は今年の3月から労働人材を雇用し始めている。
Binh Phuocの工場は完成途中で、2012年12月に労働者を雇用する予定。
二つの工場では2015年までに5千人の雇用が見込まれている。

一方、PTG（Phan Thiet繊維・縫製会社）のHuynh Van Nghi社長も、
同社が3月までのオーダーを日本から受けていることを発表した。
同社製品は100％が日本に輸出される。
PTGは年初9ヶ月で2,000万USDの製品を日本に対して輸出した。

VITAS (ベトナム繊維・縫製協会)は、日本が外国から輸入する 縫製・繊維製品の額が年初7ヶ月で前年より2.4％の増加を示し、 輸出量が4％増え、製品は1億9,020万種類に達すると述べた。 同じ期間でベトナムから日本に輸出された縫製・繊維製品の額は 10億USDを超えており、前年同期より22％の増加となった。 中国の日本に対する同じ製品の輸出額は0.6％で161億USDだった。 現在、日本市場に関する最大のライバルは中国となった。