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2010年02月15日

不利益とあらば引き、利益の最大化を!


Chuc Muon Nam Moi !
今週からベトナムをはじめ、
中国圏では旧正月が始まっています。

~ベトナム現況~
 私が知っているのはハノイ(北ベトナム)だけですが、
 一昨年のような目に見えるバブル的な成長は止まったように見受けられます。

 街中にあふれるような新品バイクが消えてきました。
 その一方で路上駐車や車の交通量は増えています。

 郊外では韓国及びローカルの開発が急ピッチで進んでいます。
 しかしながら、家賃の上昇は止まりつつあります。
 需給関係のバランスが崩れるも、
 貸し手の力は依然強大です。
 暴落とまでは行かないようです。

 日本食屋から日本人が消えました。
 ハノイ駐在員の30%が昨年で帰国したそうです。
 感染症やその他リスクヘッジとの事ですが、
 コストの問題が大きいようです。

~間接投資環境~
 一方投資環境ですが、
 07年度20%以上を占めていた
 外国人 間接投資(上場株のみ)比率は、
 09年度は1ケタ%。

 09年11月、2010年2月と、度重なる通貨切り下げに、
 間接投資資金の新規流入は完全にストップしています。

~投資選別が必要な時期に~
 成長してゆく事は疑いないベトナム。
 しかしながら、ODA等の資金流入が滞った際、
 独り歩き出来るほどの経済力を持ち合わせてはいない事もまた事実。

 数年前の何に投資をしても利益が出る時期は終わり、
 投資対象への選別が必要な時期に来ています。

~若者パワーで日本も成長を!~
 どうやら日本は”成長戦略ない主張しない国”と称されて
 ODAと称しいろいろな国から”たかられ”
 政治家もそれをよしとしています。

 領土の問題がある地域では、
 中国や韓国に実効支配され、
 地下資源までも盗られている情けない始末です。

 政治がダメなら民間で。
 利権を死守するなら、利権を作り、
 老害がのさばるなら、それを凌駕する若者パワーで、
 旧日本を脱皮させ、ベトナム以上の成長を遂げてゆきましょう!

~当社の今年 利益最大化のために引くべきは引く~
 我々は主張すべきは主張します。
 しかしながら、理が通らなくともこちらの不利益とあらば引き、
 利益の最大化を今年も目指してゆきます。

今年も皆様と共に成長を遂げてさせてください。
よろしくお願いします。


大木健司(Kenji Oki)
株式会社ブルーチップ・コンサルティング
URL   http://www.bcc-jp.com/

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