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2010年05月26日

日本とベトナムの資本市場 合意書締結


日本とベトナム両政府は
日本でのVietnam Dream ファンドの開設(当初規模:1億USD)と
ベトナムでのMB Japan Asiaファンドの開設について
正式に発表した


5月25日夜、ハノイ市において
Japan Asia Group、Aizawa Securities、
MB Capitalファンド管理会社と
Thang Long証券株式会社の間で
ベトナムと日本の資本市場の交流を促進するための
合意書に調印した。

同合意書によると、
日本側は証券投資ファンド及び
不動産投資ファンドを通じて
ベトナムへの間接投資資金の調達に
協力することを約束した。

その他、両者は互いに協力しながら
証券仲介活動、銀行業務の開発、
ベトナムへの日本の間接投資活動、
日本市場で上場を希望する
ベトナム企業へのコンサルティング、
ベトナム市場で上場を希望する
日本企業に対するコンサルティング活動を促進する。

調印式において、坂場三男日本国大使は
近年のベトナム経済の急発展を高く評価し、
企業の経済・貿易交流活動が両国間の関係を
促進するとの考えを述べた。

山下哲生日本アジアグループ株式会社 (Japan Asia Group Ltd.)
代表取締役会長は、
軍隊銀行(MB)との協力を通じて
日越関係の発展に貢献したいとした。

また、同じくして
ベトナムの日本証券株式会社(JSI)と
Thang Long証券株式会社が
協力合意書を締結した。

調印式の際、両社は
日本でのVietnam Dream ファンド(当初規模:1億USD)の開設と
ベトナムでのMB Japan Asia ファンド(当初規模:2億USD、今後1兆VNDに拡大予定)の
開設を正式に発表した。

この二つのファンドは
United Investment (Japan Asia Groupのファンド管理会社)と
MB Capital (MBのファンド管理会社)の協力の成果である。
この二つのファンドは今年6月より開業予定である。

Quach Manh Hao-Thang Long証券株式会社副社長は
日本の投資家に対して
ベトナム市場への投資機会をPRすると共に
証券仲介業務、企業の財政コンサルティング業務を
実施するとを発表した。

ベトナム国営企業は民営化を迎えるため、
Japan Asia Group、Aizawa Securities、
MB CapitalとThang Long証券株式会社は
日本だけでなく香港、シンガポール等の国からの
投資も誘致する。
また両者は今後もベトナムの証券投資ファンドを
開設することも計画している。


InfoTV.net 2010年5月26日

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