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2011年01月28日

ベトナムは外国への借金290億USD


財務省の報告によると、ベトナムの借金は2010年に
10億USDが追加され、総額を290億USDに上げた。
ベトナム財務省はこの借金がまだ安全範囲内であると
発表したが、外国の専門家は要注意とコメントした。


Nguyen Thanh Do外国借金管理局長は約290億USDの
外国借金がベトナムのニーズ、戦略、借金方針などに
合うもので、このような借金はベトナムの返済能力の
範囲内であると述べた。Do氏によれば、ベトナムは
1993年から現時点まで、期限通りに元借金と金利を
返済することができており、借金の額が生産能力を
超えることは1度も発生してないと明言した。

財政借金管理局の報告では、2010年の第1四半期で
さらにベトナムは3.29億USDの元金プラス金利を
払わなくてはならない。政府が保証している社債も
1.27億USD以上に達している。現在の借金によって
今後ベトナムがさらなる借金をした場合には返済額が
毎年徐々に増加して、2016年には元金17億USDと
利息が2.5億USDになる。2011年には借金と利息を
併せて約11億USDを払わければならず、ベトナムは
2025年までに7.64億USDの元金と9,100万USDの
利息を支払う課題を負っている。

Doan Hong Quang世銀高級専門家実はベトナムのような
発展途上国にとって最重要なことは返済能力だという
見解を述べている、現在のベトナムで最も大きな借金は
日本からのものであり、円高の問題も存在しているため
ベトナムの負債は徐々に巨大化している。

日本は最大の貸主

財務省によると、ベトナムではIDA(国際開発協会)が
最大の貸主であり、借金の総額は61億USDである。
次に38億USDのADB(アジア開発銀行)が続いており、
以降はその他の民間企業で24億USDとなっている。
両国政府の借金は日本政府からのもの84億USD以上で
最も大きい。次いでフランス政府の10億USD、以降は
ロシアの5.79億USDに中国の4.48億USD、アメリカが
8,900万USDと続く。


Sanotc.com  2011年1月28日

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