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2011年02月21日

不動産投資ファンド 強みと弱み


議定No.71、ガイドラインNo.13等の規定の変更は、
不動産投資資金の調達活動に大きく影響を与える。


現在、最も関心が高い投資方式は
不動産投資ファンドへの投資である。

実際、今までベトナムで活動している不動産投資ファンドは
殆ど外国ファンドしかない。例えば、 VinacapitalのVNLファンド、
Dragon CapitalのVDFファンド、
Indochina CapitalのILH-ILH2とILH3ファンド、
Saigon Asset ManagementのVPHファンド等である。

2010年末まで、多くの外国投資ファンドが、
引き続きベトナム不動産市場に投資しているため、
ベトナム不動産市場の魅力は依然高いと考えられる。
ただ、不動産への投資に関する法律面がまだ不十分で、
ベトナム不動産投資ファンドは存在していない状況である。
現在、ベトナム財務省は、不動産ファンドの設立
及び管理に関する規定を作成し、間もなく発行する予定である。

今後、投資家は、直接土地及び家を購入する必要がなくなり、
代わりに「Real Estate Investment Trust – REIT」の
不動産ファンドの証券を購入し、
このファンドの取締役会に投資を委託する。
このファンドの主な活動は、不動産商品売買、管理、
各計画及び不動産会社への投資である。

不動産投資ファンドは、契約の形式又は株式会社の形式で
活動することができる。
ファンドの種類はオープンファンドとクローズドファンドの二つの種類がある。
クローズドファンドは発行証券の数が制限され、
証券を証券市場に上場することができるが、
取引価格は市場で調整される。
オープンファンドは追加発行ができ、投資家が定期的に
ファンド管理会社へNAVと同価で証券を売ることができる。



Sanotc.com  2011年2月21日

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