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2011年06月29日

銀行の外貨保有比率引き下げへ


国家銀行は、ベトナム金融機関及び
外国銀行ベトナム支部の外貨保有比率を、
今の+/- 30% から、+/- 20%に減らす予定であるとのこと。


現行規定では、銀行は自己資金の30%に相当する
外貨資金を保有することができるが、
今後は20%に引き下げられる予定となった。

現行規定は2002年に適用され、
当時小規模銀行の自己資金はまだまだ少額であったが、
現在は数倍に拡大され、それに伴い外貨保有資金も大きくなっている。

今年4月、首相は国家銀行に対し、
銀行の外貨保有比率減少のため、
現行規定の代替規定を発行するよう要請していた。

ベトナムに支部を持つ外国銀行でも、
自己資金の2,500万USD以下を持っている場合、
外貨保有率を+/- 5%に引き下げられる予定である。

新規定が施行されれば、
外貨取引活動に、ある程度影響を受けるものとして、
各銀行とも、状況の推移を注視している状況だ。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年6月29日

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