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2011年10月13日

SCB 2012年のベトナム経済成長率を6.3%に引き下げ


スタンダードチャータード銀行(SCB)によれば、超過輸出の減少や
外貨準備資金の増加、インフレの減少等の影響がない場合は
2012年にVNDが若干の下降を示す。


10月10日、スタンダードチャータードは東南アジア地域研究担当部長の
Tai Hui氏が作成したベトナム財政市場に関する報告書を発表した。

同報告書はベトナムの経済成長率を6.3%から5.8%に引き下げるとともに、
2012年のGDP成長率も7%から6.3%に引き下げた。また、貸付金利が
年間20%~25%で適用されることは企業の活動に対して影響を与えており、
特に中小企業ではそれが顕著である。
資金貸付成長率を20%以下に抑えることは企業の借金を制限させる。

スタンダードチャータードによると、年末まではUSDの使用需要が増えるため、
企業は低金利でUSDを借りる。この借金が2011年末に返済されない場合は
2012年初頭にUSDの供給源とVNDに対しての需要バランスが取れず、
VNDに圧力がかかる。

SCBもベトナム国債の展望に対する表現を「積極的(Overweight)」から
「中立(Neutral)」に下方修正している。

SCBは2011年のベトナム政府の目標が50兆~80兆VNDの調達と予測し、
ベトナム国庫は年初から現在までで48兆VNDを調達している。

Vneconomy.net  2011年10月13日

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