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2012年01月05日

消えゆくアジアのメジャー投資ファンド in 2012


これは成長が悪化を始めて1年後の結果である。
営業成績が下降を示し、資金調達の活動が困難となっている。


2011年には年初10ヶ月で123のアジア投資ファンドが倒産した。
この数字は2010年に125、2008年では184となっている。2008年には
Lehman Brothersの倒産案件が国際金融市場に大きな影響を与えた。

Artradis Fund Management Pteはある時点においてはシンガポールで
最も大きな投資ファンドだったが、現在は倒産を余議なくされている。
理由はCoreVest Partners、Kilometre Capital Management Ltdなどの
投資家に返金しなければならないからである。

現在、各アジア投資ファンドは約1,250億USDの資産を管理しているが、
この資産は2007年の1,760億USDに比べてかなり減少した。

GFIA財政コンサルティングのDouglas社長は「2012年は本当に厳しい年である。
投資家が耐えられなくて諦める。長い年月をかけても夢を現実にできなければ、
誰でも諦めるだろう」と述べた。

2011年11月現在でアジアの投資ファンドは8.7%の赤字となっており、
2011年は赤字が史上2番目に高い年となった。同時にアジア太平洋証券市場の
MSCIは17%の下落を示しており、この原因はヨーロッパの公的債務が全世界の
経済に影響を与える懸念があるからだと言われている。

新しく開設されたアジア投資ファンドは少なく、2011年10月の時点において
アジア地域では122ファンドが新設されたが、2010年同期の新設ファンドは
183にとどまった。

Vneconomy.net 2012年1月5日

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