ブルーチップ ベトナム投資ニュース

それによると、2012年第2四半期の
税引後利益は8,650億VND以上で、前年同期比8.7％減。
累計6ヶ月では2.156兆VNDで、前年比5.56％減となった。

第2四半期、Vietcombankは、
資金貸付リスクの準備資金として1.089兆VNDを引き当てたり、
上半期の準備資金が2.038兆VNDに達するなど、
2011年上半期の準備資金9,870億VNDを大きく上回る結果となった。

2012年第2四半期のみを見れば、
Vietcombankの収益は各分野で安定している。
そんな中、純売上は2.401兆VND。
サービス分野では4,410億VND、
外貨売買分野は2,890億VND、
投資部門は900億VNDの利益をそれぞれ得た。

地域別では、南部の税引後利益が1.756兆VNDで、
中部とTay Nguyen地域では4,430億VNDだったが、
北部（本部のある）では430億VND赤字となった。
原因は、本部が北部あるため、
同行全体の活動経費は北部から支出したが、
各地域各支部にそれを振り分けていないためだ、とのこと。

2012年6月30日までの同行の資金貸付総額は214.239兆VND以上で、
年初から2.95％増加した。

同行の財政報告書によると、
基準を満たさない社債（第3グループ）は2.732兆VND、
危険のある社債（第4グループ）は8,005億VND、
回収できない社債（第5グループ）は3.897兆VND
（昨年末の2.277兆VNDより71％増）となっている。

現行の規定に則した場合、
第3～第5グループの社債が不良社債と呼ばれることになる。
そのため、6月末までのVietcombankの不良社債は、
7.430兆VND（3.47％相当）となる。