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2010年12月10日

伊藤忠とPetroVietnamがタッグ ~キャッサバからエタノール生産~


このほど、日本の伊藤忠グループと
PetroVietnam(ベトナム石油グループ)が協力し、
キャッサバでバイオエタノールを精製する工場の建設を
ベトナム中部に計画中であることがわかった。


この工場はPetroVietnamが建設を計画する
3つのバイオエネルギー生産工場の1つで、
3つの工場をあわせると、生産能力は
年間 30万キロリットルとなっている。

工場の建設が予定されているのはBinh Phuoc省で
投資総額は100億円(約1億2,200万USD)規模。
その中で伊藤忠の保有する所有率は40%で最大となっており
計画では同工場の稼動開始が2012年、
エタノール生産能力は年間10万キロリットルである。

工場で生産された製品はベトナム国内での販売が予定されており
伊藤忠が最初に投資資金として40億円近く出資している。
伊藤忠では今後の円滑な運営を睨み、専門家の派遣も計画中だ。

バイオエタノールとガソリンの混合燃料は
ベトナムでは2010年に初めて試行的に利用され、
日経新聞はベトナムが2012年よりバイオエネルギー使用を
促進する目標を立てたと報じた。


ベトナム通信社  2010年12月10日

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