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2011年05月27日

アジア人、ロンドンの不動産に積極投資


Bloomberg Newsはロンドン中心部の住宅を買収するのは主にアジアからの顧客だと
報じている。


アジアの顧客はポンド安の状況を利用するが、国内の不動産が急速上昇することを
回避したがっている。

ロンドンに本部を置くKnight Frank不動産会社は、今年の4月までの過去6ヶ月間で
ロンドンの中心にある不動産の取引でアジアの顧客が59%を占めており、前年同期の
48%より高くなったと述べている。顧客は大部分が香港やシンガポールから来ている。
今年、これらの国の不動産は記録的な上昇を示した。

国内の不動産は高額であり、政府管理機関が不動産ブームを抑制させる様々な対策を
実施しているため、アジアの不動産投資業界がより大きな利益を得るために英国等の
外国市場に目を向けている。Knight Frank不動産の統計によると、この2ヶ月間で
アジアからの顧客は1億2,000万ポンド(1億9,400万USD相当)を出資しており、
取引額は40万~100万ポンドが多いという。

英国の不動産市場は2007年の第3四半期末に最高の価格を記録して以来、今までに
ポンドの価値は25%安くなっており、シンガポールドルはポンドより50%高くなった。

2009年の初めから現在まで、香港の不動産は70%上がっている。これは1997年から
今までで最高の価格となる。現時点では香港の不動産が世界で一番高額となっており、
今年の第1四半期にシンガポールの不動産価格も前年同期より23.5%の上昇を示し、
過去最高の価格となっている。

ロンドン不動産の買収契約を締結した顧客では、香港人が24%とアジアの中では一番の
高比率となっており、シンガポール人の12%と中国人の10%が後に続く。

この6ヶ月でイギリス人の顧客は逆に35%減り、前年同期の40%を下回った。

ロンドンタワー近くのTrinity10広場にある高級マンションの販売アパート37軒の内
10軒が買収されたが、その半分はアジアの顧客煮よってに確保されている。


Vneconomy.net  2011年5月27日

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