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2008年04月21日

一連の上場企業 利益目標引き下げへ


2007年の株主総会の会期が、間もなく終了する。
今回、各上場企業は
2008年の利益目標を引き下げなくてはならない状況だ。

080421.1
DPM、2008年の利益目標を11900億ドンに引き下げ
(2007年度の利益は13290億ドン)

利益が大幅に減少 先週末に開催された
バオミン保険会社の株主総会は、あまり良い雰囲気ではなかった。
同社の株主は、2007年の配当金率(7%)について、残念に思っている。
しかし、それにも増して期待外れだったのは、2008年の成長計画だ。
保険料による売上目標は1.8兆ドンで、そのアップ率は2007年の5.3%程だ。
特に、税引き後の利益目標は1360億ドンと、2007年の2.7%程のアップだ。
2008年の税引き後利益の低い目標に関して、ドック社長は様々な原因を説明した。
代理者の営業料は570億ドンの増加で、営業管理料は200〜300億ドンの増加だ。
証券市場のの下落も、バオミンに大きな影響を与える。
証券売買活動により、投資資金金利の40%を得る同社への影響は大きい。

石油肥料・化学物株式会社(DPM)は
2007年の利益は13290億ドンに達し、計画よりも64%増加したが
2008年は11900億ドンに引き下げられた。
この低い利益目標について、ロックDPM会長は
「見通しの効かない世界的な変動により
我が社は、最低限の利益目標しか出せない。」と説明した。

相次ぐ入口原料単価の変動と証券市場の暴落により
REEは、2008年の最低利益目標を、2007年と同様の3900億ドンとした。
この件は、本年度の株主総会のなかでも一際目立った。

変動は今後も続く
一連の企業の中でも、特に大企業や有名な企業が
利益目標を下げざるを得ない事態は、株主を不安にさせた。
各社の困難な状況は、今後も続きそうだ。

専門家は、「世界的な輸入の減少傾向もベトナム企業に大きな影響を与える」とした。


Vneconomy.net  2008年4月21日


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