消費者物価 7月度下落
7月のCPIは1.13%。
その中で、食糧、食品の物価上昇は1%に留まり、
先日のガソリン30%値上げの影響は含まれていない。
5月、6月のCPIは、
それぞれ3.91%、2.14%であった。
それぞれ3.91%、2.14%であった。
統計総局によると、
この7ヶ月のCPI上昇率は19.78%(前年同期比+21.28%)。
7月の上昇率の低下は、
穀物、食料品の値段上昇が鈍いことが原因と見られる。
7月の食品・飲料品のCPI上昇率はわずか0.99%であった。
その中、年初から5月まで
22.1%上昇していた穀物が、今月は-0.36%となり、
食品は+1.33%であった。
一番高かったのは薬品と医療製品で2%の値上げ。
この1ヶ月で、多くの薬品販売会社が、
薬品価格を5~30%値上げしている。
飲料、タバコ、衣類、建設資材も約1%の値上げ。
交通費や郵送料金は0.55%の値上げとなった。
7月、全国でCPI上昇率が一番高かったのは、
Da Nang市で2.46%。全国平均の2倍であった。
その他、Hai Phong市、Can Tho市、
Thai Nguyen省なども高かった。
また、金の価格が7月中に3.2%上昇し、
貴金属は年初から約20%の値上げとなった。
この7ヶ月で、ドルもベトナムドンより7%高くなった。
ただし、統計総局による資料の公表が、
毎月15日のため、今回の統計に
7月21日のガソリン30%値上げによる
影響は含まれない。
Vnexpress.com 2008年7月24日