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2009年05月04日

国際空港を10カ所に拡大予定


首相は、全国の空港計画修正案を承認、
これにより、ベトナム全国の国際空港は
今後10カ所に拡大される。


これらの国際空港は、具体的には、
Cat Bi空港(ハイフォン市)、Chu Lai空港(Quang Nam省)、
Cam Ranh空港(Nha Trang市)、Phu Bai空港(Hue市)、
Can Tho空港、Phu Quoc空港、Long Thanh空港である。

ベトナム北部のNoi Bai空港は、
2008年に700万人の観光客を迎えている。
これに対しベトナム政府は、
2025年までのNoi Bai空港計画を決定した。
計画によると、今後、Noi Bai空港は44機の飛行機と
年間3000万人の旅客を収容できるターミナルを
整備する予定で、Bac Thang Long道路、Nhat Tan橋、
Ha Noi地下鉄がNoi Bai国際空港に接続される。

さらに、Noi Bai空港は、A380、B777といった
大型の航空機を受けるための新しい滑走路と、
88機の駐機場も整備される予定で、
第2ターミナルが完成したのち、
第3、第4ターミナルが引き続き建設され、
年間5000万人の旅客数を目標としている。

また、Hai Phong市のCat Bi国際空港についても、
2025年までの開発計画が作成されており、
整備面積は約500万平米、投資総額約1.7兆VNDで
年間200万人の旅客と17,000トンの貨物を
取り扱うことが可能となる。

そのほか、中部ではDa Nang空港、Phu Bai空港に続き、
Cam Ranh空港とChu Lai空港も追加で整備される予定で
計画によると、ベトナム中部を、
メコンデルタとアジア太平洋地域の
貿易中心地にすることを目指すという。
これに対し現在、中部航空総局は、
シンガポールのパートナーとの間で、
Phu Bai国際空港への投資や運営に関した
協力体制について交渉を実施している。

また、南部では、年間1000万人の旅客を扱う
Tan Son Nhat国際空港について、
施設の拡張や貨物ターミナルの建設、
管制センターの建設を中心に開発される予定という。

Can Tho国際空港は、滑走路を整備し、
2009年前半に供用される予定、
Phu Quoc国際空港も2030年に完成予定の
年間旅客数700万人、20機の駐機スペースといった
計画が政府に提出され、今年末に起工する、

Dong Nai省Long Thanh国際空港の建設案件は
アジア地域では最大規模となるもので、
投資総額50億USD、総面積5000万平米、
年間1億人の旅客と500万トンの貨物を予定し、
アジア地域のハブ空港になるという。



Vneconomy.net 2009年5月4日

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