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2009年10月08日

ベトナム IT競争指数5ランク浮上


2009年の世界IT競争指数において
ベトナムは前回の61位から
56位に順位を上げた。


この結果は、
2009年10月6日午後、
企業ソフトウエア連盟協会(BSA)が発表した。

この結果は、経済情報機関(EIU)により
調査されたもので、
BSAの世界IT競争指数の評価結果の発表は
今回を含め3回目である。

2007年と2008年は、調査対象66カ国中
1位アメリカ、次いでポーランド、スウェーデン、
カナダと続き、上位10カ国は同じであった。

この調査の評価基準は営業環境、研究開発、
法律環境、ITインフラ、国の支援、人材力の
六つの指数で行われるが
今年から、携帯電話の普及指数も
追加された。

2009年の世界IT競争指数の評価リストで
大幅に順位を下げたのは
韓国(8位⇒16位)と台湾(2位⇒15位)である。
この主な原因は、研究開発環境の点数が
下がったことである。
一方、ポーランドが急激に順位を上げ、
営業環境とITインフラ指数において
13位から2位に浮上した。

Atty Claro Parlade-
BSAアジア太平洋ソフト政策担当者長によると、
ベトナムは今年の評価において
中国、インドと並び
アジア太平洋地域で上昇した
数少ない国の一つである。

ベトナムが競争指数を獲得したポイントは
いくつかある。
昨年より上昇したポイントは
ITインフラ(61位⇒52位)、研究開発(61位⇒51位)、
法律環境(59位⇒53位)、
分野開発支援(57位⇒51位)が挙げられる
一方、人材力と資金力(56位⇒58位)は
順位を下げ、営業環境は昨年と同じ(59位)である。

Atty Claro Parladeによると、
ベトナムのIT競争指数が5ランク上昇した理由は
ベトナム経済が高い成長率を維持すると共に、
政府がITインフラの改善政策を実施し、
IT研究開発に積極的に投資、
支援しているからとしている。

特に、IT強国になるための
IT開発計画、電子政府計画の促進が
IT競争指数を高めた。

今後、IT競争力を改善するため、
ベトナムはハイレベルなIT人財力を養成し、
発明、創造への投資の促進と、
知識財産の確保を促進する必要がある。



Vneconomy.net 2009年10月7日

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