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2009年11月19日

ベトナム繊維 日本への輸出機会増加


これは、従来、製品の90%を中国から、
残り10%をその他の国から輸入している
いわゆる「中国+1」方式で実施されている
日本の繊維製品輸入政策の変更と共に、
ベトナム・日本経済協力協定(AJEPA)の実施で
税金削減政策が影響した結果である。


Vinatexによると、経済衰退の影響により、
日本の消費者は高級製品から
より低い質の製品を購入する傾向に
変わりつつあるため、
低価格で良質の製品が
日本市場で有利な立場に位置付けている。

これは、ベトナム繊維会社にとって
日本市場への輸出促進に
いい機会である。
現在、日本は、
ベトナム繊維製品の輸出市場全体の
10%を占めている。

ただ、AJEPAで、日本市場への輸出税率0%を
頻繁に利用するため、ベトナム繊維企業は
二つの条件を満たす必要がある。
一つは輸出製品がベトナムで生産、
もしくは加工されたものであること、
もう一つは、資材、原料が
ベトナム、日本、アセアン各国
(インドネシア、フィリピン、カンボディア、
タイを除く)から調達するといったものである。

だが、ベトナムの輸出繊維製品の
加工用資材の70%は、
中国、タイ、インドネシア、マレーシアから
調達されている。

貿易専門家によると、従来
ベトナム企業は主に
製品加工しか行わないので、
資材調達会社に原産地証明(C/O)の発給を
求めることはまだない。

そのため、日本輸出製品を生産する場合は
企業が資材調達の時点で
原産地証明(C/O)の発給を求めるべきだ
としている。



Vneconomy.net 2009年11月18日

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