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2009年12月03日

民営化企業 外国戦略投資家の選択容易に


従来、民営化企業が国戦略投資家に対して
株式を売却する際、
株価はIPOの平均株価とされていたが
今後、相対取引での株式売却が
可能となるとともに、
IPOの前に投資家を選択することも
できるようになる。


昨日のPham Viet Muon-
政府官房長官兼企業改善開発委員長の
発表によると、
ベトナム政府は今後、
企業の外国戦略投資家選択を
より容易にするため、
議定No.109を修正する。
それにより、
外国投資家と民営化企業は
IPO前に相対取引で
株式を売買することができる。

現行の規定によると、
外国戦略投資家に売却する株価は
IPOの落札平均株価である。
たが、この計算方式は
外国投資家はあまり賛成せず、
投資側に対して不利な条件である。
そのため、IPOを完了した大企業数社が、
外国戦略投資家を
まだ決定できない状況である。

政府官房長官によると、外国投資家は
企業と直接交渉することが優先される。

今後、建設・重機材製造国営会社、
不動産国営会社、Viettel、化学国営会社の
4社が新しく設立される予定である。

現在、民営化企業のうち
Vietcombank、Vietinbankなど
国有率が85~90%と
高い割合を占める会社もある。
そのうち、外国戦略投資家の
選択と決定ができた大企業は
HSBCと提携した
ベトナム石油保険株式会社(PVI)と
Carlsbergビールと提携した
ハノイ飲料株式会社(Habeco)の
2社しかない。

ベトナムでは、
約4000社の国営企業を民営化したが、
それらの会社の国有率は53%を占める。
これを、今後、
国有率を20%に引き下げ、
残りの33%(100兆VND相当)を
外国投資家に譲渡する予定である。
また、現在、
4000社のうち430社が上場している。

また、2015年までに
1000社の国営企業が民営化される予定で
そのうち、2010年中に
繊維公社、VMS、BIDV、ベトナム鉄鋼会社が
民営化される予定である。



Vnexpress.com 2009年12月2日

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