ブルーチップ ベトナム投資ニュース

昨年12月、輸出額が最も大きかったのはゴム関連で、
年間を通すと石炭に次ぐ規模であった。
昨年の石炭輸出額は9億3,580万USDに達し、前年同期比26％増となり、
対中輸出全体の19％を占める結果となった。
ゴムは8億5,670万USDで、前年同期比19％増、
全体の17.5％を占めた。

また同年は、タピオカの原料ともなるキャッサバと、
その関係商品の輸出額も大幅成長を遂げ、
5.06億USD、全体の10.3％を占めるに至った。

対中輸出で最も大きな割合を占めるベトナム商品は、
水産物（1億2,490万USD）で、
前年同期比54％増、全体の2.5％を占めている。
続いて木材や家具の輸出額が1億9,790万USDに達し、
前年同期比35.9％増、全体の4％を占めている。
プラスチック製品は1,590万USDで、同期比30.9％増、
全体0.3％を占める結果となった。

その他、2009年に対中輸出額を大幅に減らした商品としては、
宝石、貴金属が挙げられた。
輸出額はのべ2億1,570万USDで、前年同期比99％減となり、
輸出構造の中で占めた割合も大幅減となった。
その他、カバン、帽子、傘などの輸出額は740万USDで、
前年同期比34％減、全体の0.15％。
陶器が200万USDで、28％減、全体の0.04％を占めた。