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2010年08月27日

ベトナムとアジア諸国の経済は予測より安定


2010年8月19日付の
アジア開発銀行(ADB)の発表によると、
アジア諸国の経済は国際金融危機の影響に関わらず
予測より安定的に発展している。


アジアの輸出製品に対する
アメリカとヨーロッパの需要は減少しているが、
アジア地域の大国は安定的に成長している。

アジア開発銀行の発行物
Key Indicators for Asia and the Pacific 2010
(2010年アジア・太平洋の指数統計)によると、
殆どのアジア諸国のGDP成長率は2009年より下がったが、
中国、インドといった経済大国が行った
経済引上げ対策等の政策の施により
良好な成長率を維持できた。

国際金融危機の影響が最も世界中に広がった
2009年にも中国は9.1%、インドは7.4%の
GDP成長率に達した。

そのほかに高い成長率に達した国は
バングラデシュ(5.7%)、ベトナム(5.3%)、
インドネシア(4.5%)である。

Haruhiko Kuroda-ADB会長は
「データーを比較すると、国際金融危機がアジア・太平洋地域に
 大きな影響を与えなかったが、2007年までの急速な成長は
 一時的に中断された。」
と述べた。

統計によると、アジア発展国のGDPの中で
消費の割合は世界の発展国よりまだ低いが、
家庭の貯蓄割合が高い。
そのため、アジア諸国の政府が
社会保障プログラムの実施を促進することができ、
国内消費を増やし、輸出への依存を減らし、
成長のバランスを取ることができる。

また、アジア・太平洋地域は全世界のGDPの中で
一番大きな比率(33%)を占める。
次はヨーロッパ(28%)、北アメリカ(24%)である。
PPP計算方式のGDPによって、
世界の上位経済国のうち、20カ国がアジアの国である。

また、アジア地域の生産量は
主に中国、インド、日本の3カ国で出された。
この3カ国の生産量はアジア地域全体の70%を占める。
資金力について、中国とインドは最も強く、
長期的にはこの2カ国が世界の他の国より
引き続き高く成長する。


InfoTV 2010年8月25日

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