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2010年09月17日

2020年 ベトナム発展展望


2011~2020年の経済社会開発戦略において、
2020年までに、耐震基準を満たした家屋を全体の70%に、
一人当たりの建設面積が、平均25平米に達することを目標として掲げた。


上記戦略のなかで政府は、GDP成長率を年7~8%、
2020年時点で2010年から比較し2.2倍に達することを目標とした。
一人当たりのGDPは、実質約3,000~3,200USDとなる。
マクロ経済を安定させ、
工業・農業・サービスのバランスが取れた経済を構成することを目指す。

これによるとGDPの85%を工業とサービス分野が、
45%をハイテッ製品の生産が占め、
工業生産全体の約40%を製造業の生産が占めることになる。

農業は改良が進み、安定的に発展している。
付加価値の高い農産物も多い。
農業分野の労働者比率は、社会全体の30%を占める。

経済成長に全体生産能力が最低35%貢献するようになり、
エネルギー消耗は、GDPの2.5~3%に減少させる。

都市化比率は45%に達し、
農村の基準値を達する比率は約50%となる模様。

2020年までに、耐震基準を満たした家屋が70%、
一人当たりの建設面積が25平米


2020年までの人間開発指数(HDI)は世界の平均比率以上に達し、
人口の増加率は1.1%、平均寿命は75歳、
1万人当たり医者9人、
国民全員の医療保険加入を達成、
教育を受けたの労働者は70%以上、
職業訓練を受けた労働者は55%、
貧困層は年平均2~3%減少し、
社会福祉と医療サービスを確保する。

国民の実収入は、2010年の3.5倍に達し、
各地域の所得差の縮小も図る。
耐震基準を満たした家屋が70%、
一人当たりの建設面積が25平米に達する。

最新の工業化に対応できる人材養成、技術整備も充実させる。
2020年までに、科学技術分野、教育、医療分野において、
世界基準を達成させることを目指し、
人口1万人中、大学生を450人にすることを目指す。

全生産営業機関がクリーンテック技術を適用

環境改善も進める。
2020年までに、都市と農村全ての国民が、浄水を利用できるようにする。

生産営業機関全てでクリーンテックを適用し、
環境汚染を減らす設備、廃棄物処理設備の整備を進める。
生産営業施設の80%で、環境保護の基準を満たす。

全都市、工業団地、加工団地で排水処理施設の整備を進める。
一般廃棄物の95%、危険廃棄物の85%、
医療廃棄物100%の処理において、基準を満たす。

重度に汚染された地域に対しては環境改善と回復を行う。

天災の被害を軽減させる取り組みを進める。
気候変動、海水面の上昇に対しても積極的な対応を進める。



CafeF.vn  2010年9月17日

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