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2010年11月01日

2011年 ベトナム経済展望と危機


Edward Lee -Standard Chartered銀行
アジア地域為替レート戦略研究部長は
2011年ベトナム経済の発展展望と危機について、
「ベトナムはアジアで最も高く成長する
3カ国のうちの一つになる」と評価した。


ベトナム アジアで高く成長する3カ国の一つ

Edward氏によると、2011年に、ベトナムの経済成長率は7.2%となり、
アジアの中で、中国とインドに次いで3番目に高い成長率となる。
また、ベトナムは、インドネシアとインドとともに、
2011年の成長率が2010年より高くなる。

経済成長に関する主な動力は、国内消費の急増と、
高い輸出成長率(年初9ヶ月の成長率が、前年同期より
39.5%増)であると考えられる。

Standard Charteredの分析部によると、党大会の終了後、
2011年1月よりベトナム政府が経済成長引き上げ
及び国民の生活基準向上に対する新対策を実施することが
期待される。

ベトナム金融市場もより多く外国投資家から
注目を得られるはずであるが、
ベトナム経済は依然として高いインフレ上昇率で、
ベトナムドン安の危機にも直面している。


USD/VNDレート 1ドル20,000VND超

2008年3月よりVNDはUSDより23.3%下落。
2010年にはベトナム国家銀行が、3度ベトナムドンを切り下げ。
最近では、8月18日に2.1%切り下げられた。
以来、USD/VNDレートはいつも最高値で維持されており、
自由市場ではUSD/VNDの取引値が1ドル20,000VNDを超えた。
国家銀行は依然VNDの切り下げへの高い圧力を受けている。

Standard Charteredの分析によると、USD/VNDの為替レートは
2011年末に1ドル20,800VNDとなる可能性が高い。
その場合はUSDがVNDより約6.66%高くなる。
実際、ここ最近でVNDが連続して下がった(2008年:-9.27%、
2009年:-5.70%、2010年:-5,51%)。


インフレ上昇率10.5%

Edward Lee氏によると、ベトナムのインフレは2010年に
抑制されすぎたため、2011年に10.5%上昇する可能性が高い。

インフレ上昇に関する主な原因は、世界中で商品・資材・食品の
価格上昇の影響を受けて、ベトナム国内でも相当の商品が
高く上昇するためである(食品価格がベトナムのCPIの中で
最も大きな割合を占めている)。

VND安もCPI上昇に大きな圧力をかける。
他にも、経済成長率が高いため、インフレ抑制が困難になる。

インフレが高く上昇すると、国家銀行が2010年に
厳しい金融政策を実施しなければならないが、
金利を(預金:10%以下、貸付:12%)下げることは非常に難しいので、
金利政策についてもう一度見直さねばならず、
遅くても2011年第2四半期までに行う必要がある。


国債・社債市場 外国投資家にとって魅力薄

ベトナムの国債・社債市場は利殖が高く魅力的なものと評価され、
経済成長率が高いために政治環境が安定しているが、
外国投資資金の導入はまだ「制限」されている。

外国投資家に注目されるため、ベトナムは貸金市場の流動性を改善し、
マクロ経済を安定させ、利殖率を高める必要がある。

2010年の国債・社債発行数が記録的になり、
現在、流通している国債・社債の規模は211兆VND、
2009年より23%を増加した。
同市場の発展に大きく貢献した要素は、商業銀行である。
商業銀行が、市場全体の取引総額の70%を占める。

今後、通達No.13及び新金融機関法が
2011年1月より有力になるため、
商業銀行は引き続き国債・社債市場の発展を
促進する要素となる。



CafeF.vn  2010年11月1日

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