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2010年11月24日

自動車輸入税13%減 来年初頭より


財務省の提案によると、
2011年1月1日よりASEAN諸国から輸入される車両の内、
9人乗り以下の車両の輸入税は、
ASEANコミットメント課税措置の70%に引き下げられる見込みである。


財務省はベトナム自動車産業協会及び各関係機関に対し、
2011年から始まる自動車輸入税減少に関する書簡を送付した。

今回の財務省の提案は、消費者からは大きく歓迎されているものの、
国内自動車産業にとっては、
品質と販売価格の両面で、外国自動車産業との競争という、
厳しい現実にさらされることとなる。

ベトナムの国内自動車産業は、
今回の提案に激しい反発を示した。
この課税措置が適用された場合、
国内自動車産業が崩壊する危険性があり、
輸入車との競争も非常に厳しいものになる、と予測されているからだ。

来年頭から車輸入税を13%減とすることは、
今からでもベトナム自動車市場に大きな影響を与えることになる。
消費者は新規輸入税制度の適用待ち、のような状態となっている。

そのため、2010年10月の
ベトナム自動車産業協会全体の売上は、
前年同期比11%減の、10,421台となった。
その中で、セダン、ハイエースは、
それぞれ16%、15%を占めている。



InfoTV.net 2010年11月24日

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