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2011年04月20日

ベトナム信用格付け引き下げの危機


Moody’sは、ベトナムの外貨準備資金が、
このまま減少を続けた場合、
ベトナムが信用格付けを、引き下げる準備があるという。


Moody’sによると、
現在、ベトナムの信用格付けは、B1と評価されている。
これは、最近のベトナム政府のマクロ政策にも関わらず、
清算バランスの安定性に対する懸念を反映している評価だ。
Moody’sは、外貨準備資金が引き続き減少する場合、
信用格付けを引き下げる危機に直面しなくてはならない、
と警報した。

ベトナムの発展展望を消極から安定レベルに引き上げられるかは、
現在までに適用されてきた、
政府の厳しい財政政策の効果に大きく依存する。

2010年末までで、ベトナムの外貨準備資金は122億USDとなり、
2008年2月の258億USDから半減している。

ベトナムは経済の柔軟性がまだまだ低く、金融システムも弱い。
この10年で急速に経済成長したため、
ベトナムは大きく発展してきたが、
金融機関の活動効果が、充分に発揮されているとは言いがたい。



Vneconomy.net 2011年4月20日

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