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2011年04月28日

大王製紙、DBJ 越製紙企業に戦略投資


2011年4月27日、
Saigon製紙株式会社(SGP)は、Daio Paper Corporation (Daio) と、
BridgeHead 投資ファンド(日本開発銀行DBJのファンド)の2社と、
戦略的投資合意書を締結する予定である。
それによりこの2社は、SGP株式の48%以上を保有することになる。


SGPに対するDaioとDBJの投資は、
過去ベトナムで行われた投資案件の中でも、
着実に展開されてきた、内容的の濃い戦略的投資案件の1つである。
日本側パートナー企業は、資金のみではなく、
技術、経営、人材養成等全面的な協力を行う予定である。

SGPは、東南アジア地域の中で、
最高品質の製品を生産する会社となり、
2015年までに最大の売上、生産能力と利益を達成させ、
ベトナムパッケージ産業の中で、
TOP3の位置を維持できるようになることを目標としている。

署名式においてSGPは、 ISO 14001を取得した。
現在、ISO14001を取得している企業は、国内でもわずかであり、
取得企業は、特に廃棄物処理に大幅投資を行っている企業に多い。
SGPは製紙分野の中で、初のISO 14001取得企業となった。

Daio Paper Corporationは 、日本で第3位、世界でも21位に入る巨大製紙企業である。
2010年、Daioは、売上 4,231億円 (50億USD相当)、
日本のティッシュ市場で最大のマーケットシェア(23%)を占めている。
DBJは、 日本で最も古い大手国営銀行である。
2010年、DBJの総資産は、15.567兆円(1,900億USD相当)であった。



証券投資紙  2011年4月27日

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