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2011年07月18日

中国商社 ビジネス方式を転換


多くの中国商社は、近頃、単にベトナムの
輸入パートナーとしてではなく、
ベトナム商社との連携を強化している。


中国商社はベトナム商社と連携し、
ビジネスネットワークを拡大することを選び、
これが、中国市場に品物を供給するための
一般的な方法となっている。

計画投資省の報告によると、年初6ヶ月で
中国市場への輸出額は前年同期より40%増加した。
輸出商品は多様化しているが、
主に農産物、食品となっている。
ゴム、果物、豚肉、砂糖等もある。

ベトナム商社と中国商社の取引方法も改善され、
特に、輸出農産物の販売は、互いに連携している。
具体的には、中国商社がベトナム商社に、
特定の商品に対して前払いを行う。
収穫時期になると、ベトナム商社が農産物を包装し、
国境まで運ぶ。ベトナム農民には加工料、収穫料等の
追加料金が支払われ、製品を高く売られることが保証される。

以前、ベトナム商社と中国商社は原料、農産物の
仕入れで競い合い、国境は常に混乱していたが、
現在は、この状況が大きく改善された。
中国側の代表として発注するベトナム商社もある。

年初から多くのベトナム農産物、食品、木材を
中国商社が大量に仕入れている。
栽培地まで仕入れ、加工を発注したケースもあるが、
ベトナム商社を通じて仕入れる場合も少なくはない。

中国商社の仕入れは主に現金払いで、
値段交渉が終わればすぐに現金で支払われるため、
ベトナム商社の好みに合っている。
この様な取引方法で、ベトナム国内の輸出加工産業とも
競争している。
ベトナム輸出会社は、外国側の清算を得た後にしか
支払うことができない。



サイゴンエコノミックスタイムズ  2011年7月18日

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