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2011年09月09日

日本に向けたベトナム輸出額 30%超の増加


年初から日本へのベトナム輸出額が増加を続け、前年同期比で30%以上となった

ベトナム税務局の統計によると、日本市場へのベトナム輸出額が54億USDに達し、
ベトナム全体の輸出総額の10.4%を占めた。

現在、日本はベトナムが強みを持つ製品を多く輸入する市場となっている。
ゴムや鉱物の他、縫製・繊維製品、水産、電気線、ケーブル、靴等のベトナム製品が
日本市場では好まれている。

ここ数年、ベトナムの主力輸出商品は繊維製品であり、これは特に日本とVJEPA
(ベトナム経済協力協定)が有効になった2009年10月の後で顕著な傾向を示している。
ベトナムから日本に輸出される繊維製品は輸入税が全額免除されるため、ベトナムの
繊維分野には大きなチャンスを与えられている。

日本が大震災に見舞われた時も日本市場へのベトナム繊維製品の輸出額は減っておらず
年初7ヶ月で繊維製品輸出総額は8.59億USDに達し、前年同期より47.2%を増加した。
日本はベトナム繊維製品の輸出先としてはアメリカとEUに次いで最大の輸入市場である。

その次は原油で輸入額が7.16億USD近くに達し、前年同期より6倍近く増加している。
水産物も日本市場ではベトナムが強く、年初7ヶ月で輸出総額は4.69億USDに達し、
前年同期と比較して2.2%の増加となっている。

他にもベトナム製の靴は日本で人気があり、年初7ヶ月の輸出額が1.5億USDに達し、
前年同期より58.3%増加した。

しかし今後、ベトナム製品を日本市場に安定輸出するためには技術的な基準、品質の
問題も詳しく研究しなくてはならないだろう。

InfoTV.net 2011年9月8日

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