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2011年11月10日

ハノイ市で急増 ~失業給付の申請者~


ここ数ヶ月、ハノイ市では失業給付の申請者が急増している。
原因は財政状況の困窮で企業が生産規模を減らしたことである。


ハノイ市職業案内センターによると、10月に2,300人が失業給付を受け、
2010年の1年間と同じ人数に上っている。

失業給付の申請者数は、この数ヶ月で増加を続け、8月の1,500人から
9月の1,900人に増えた。この数は年初10ヶ月で1万6,000人となり、
2010年の1年間で記録した3,000人を大きく上回った。

申請者は50人~100人のグループで、Rang Dongライト会社、鉄道公社、
Ha Dinh繊維会社、電気機材会社等の職員。これらの企業は営業活動を
改善する理由で社員を大量に解雇した。

また、失業保険への加入申請者も増加を示している。原因は在職している
企業が郊外に移転するための辞職である。

この中での典型例はHanocimexの2,300人、繊維会社における3月8日の
1,000人、ハノイ機材製造会社の1,000人など。この他、中小企業でも
解雇される社員が多い。

さらに、物価が高騰しているため、180万VND~200万VNDの低月給しか
得られない人は辞職する。困難な財政状況下で生産活動を中止するため、
まだ社員を解雇する企業はないが、現状では生産営業の活動規模を
縮小する傾向が見受けられる。

経済の衰退はハノイ市にある企業の営業生産活動に大きく影響している。

ハノイ市計画投資局のNguyen Van Tu副局長によると、ハノイ市における
工業生産指数は1、5、10月に下がる傾向がある。また、毎年、年末には
営業生産活動が拡大されるが、今年はそれが逆になっている。

ハノイ市税務局の統計では、年初10ヶ月でハノイ市の2,800社が解体、倒産、
そして行方不明となっている。この数字は例年の平均社数である400社を
大きく超えている。この数字は今年末で約5000社になると予測される。
現在、ハノイ市では13社が営業活動を登録している。

Vneconomy.net  2011年11月10日

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