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2012年02月16日

2020年には4.6%止まりの可能性 ~ベトナムのGDP成長率~


労働人材の成長率が2.8%から0.6%まで減少する影響で、
2020年にベトナムのGDPは現在の7%より低くなり、
年間で4.6%まで下がることが予想されている。


McKinsey & Company Vietnamは最近20年間の
「ベトナムマクロ経済:発展傾向と影響」に関する 研究を行い、
ベトナムがアジアでは中国に次ぐ急速な経済発展(5%以上)を
遂げた国であるという結果になった。 この業績は①労働人材の増加、
②分野構造の移転、③各分野の高水準な生産能力の拡大という
三つの要素で達成されたものである。

だが、今後10年間ではベトナムにおける労働人材の成長率が
0.6%に下がることが予想される(現時点では2.8%)とともに、
生産能力の拡大および分野構造の移転が今のまま維持された場合、
経済成長率は年間4.6%程度まで下がる可能性が高い。
このため、GDP成長率7%の目標を達成するには、より大きな努力を
継続させなければならず、労働者不足という状況を解決するために
生産能力も今より1.5倍アップさせなければならない。
これを成功させたのは世界で韓国と中国の2カ国だけである。

労働能力を高めて経済成長を促すためには、インフラ開発への投資を
促進させ(公民共同:PPP方式)、同時に教育訓練への投資にも
拡大すべきである。

さらには国営企業セクターの生産性アップも重要且つ不可欠である。

Vneconomy.net  2012年2月16日

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