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2012年03月29日

ベトナムのM&Aは15億USD ~Thomson Reutersが発表~


M&Aが活発に行われたアジア・太平洋地域の国でベトナムは第8位だった。

日本以外のアジア太平洋地域におけるM&A活動に関して調査したThomson Reuters の
最新報告書で、ベトナムは2012年第1四半期にM&Aの実施額が924億USDに達し、
前年の同期より38%減少した。現時点も2009年第2四半期以来で最低のM&A実施額と
なっている。
最大のM&Aの
実施額を保持するのは中国で、260億USDは前年同期より25%の減少だが
アジア太平洋地域の39%を占める。また、マレーシアとベトナムも過去最大となる
M&A実施額の成長率を記録し、それぞれ305%と270%をマークした。
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報告書によると、M&Aの実施額の18.8%(45億USD相当)が英国から調達されており、
アメリカの企業が年初から現在までに77案件を実施した。

第1四半期には物質・資材生産分野の案件が全体の25%を占めた。鉱山採掘分野の
件数は16.5%増加して236案件で、実施額は200億USD。第1四半期に実施件数を
減らした分野はエネルギーと石油である。

民間企業への投資案件(private equity)は前年同期より58%のマイナスとなった。

Sesa Goa LtdとSterlite Industriesの合併案件は39億USDまで上昇し、この四半期で
最大の投資案件となった。これはVedanta Groupの再構築に関わる案件であり、2007年に
グループがSesa GoaをMitsui & Co. Limitedから買収した。

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InfoTV.net  2012年3月29日

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